年賀状の終活とは。高齢で終わりにしたい年賀のお付き合いと、よい文例。

「終活」という言葉が随分一般的になった昨今では、
年賀状もこれで最後にさせていただこう、という方が増加しています。
とはいえこの年賀の終活は、まだあまり周知されていないために、挨拶文によっては
受け取る側がびっくりして、ショックを受けることも多いのが現状です。
そのために、こちらの気持ちを上手く伝えられるよう、文例をまとめました。

  

年賀状の終活とは

「年賀状のやり取りだけを長く続けている友人・知人に、
今年で年賀状の挨拶を終わりにしたいと伝えたい」

「高齢で毎年の準備がままならないので、もう遠慮したい。」

このように考えている方は多いようです。
高齢の方だけでなく、それは現役のサラリーマン世代でも、
こうした動きが広まっています。
「年賀状じまい」という言葉も生まれました。
年賀状の卒業のタイミングは、それぞれが全く各々の時期で行います。
米寿、卒寿を機にする方もいれば、60代で準備する方もいます。

自分だけでは年賀状の準備が大変というご高齢者や、付き合いが薄くなった人との関係を整理したいという理由の他、メールやSNSの発展といった、様々な背景が重なり
現在は2019年を迎えようとしているところですが、
これからますます増えていくだろうと考えられます。

また一方で、
受け取った方には、お正月早々から縁切り宣言を突きつけられたような気がして、
ショックを受ける方も多いのです。

本来は、黙って年賀状をやめようと思えば、ストップすれば良いだけなのに、
きちんと挨拶をもって失礼させていただくということは、相手への配慮でもあります。
しかし、相手を傷つけてはいけないので、正しく気持ちが伝わるように
文面には細心の心配りが必要です。

年賀状を終わりにしたいその気持ちを

最後の年賀状を送るこちらとしては、
縁を切りたいといっているわけでは有りません。
近くに来ることがあれば立ち寄ってほしいし、メールや電話でのやり取りは続けたい。

この気持ちが丁寧に伝わるように、
ご高齢で年賀状を辞退されたい場合は、正直にその旨を書かれたら、よろしいかと思います。例えば
「高齢のため・・・」
「米寿を迎えて・・・」
「手先がおぼつかず・・・」

といった具合です。
そして三章で文例をまとめていますが、
それを元にあなたらしいご自身のお言葉も加えられた方が
伝わることでしょう。

もし、終わりにしたくても、わざわざ宣言しなくてはいけないのか、、、と
懸念されている方は、無理に出さなくても大丈夫です。
先方の喪中ハガキを機に出すのをやめたり、
1枚も誰にも送らない場合は、そのまま無断で送らずに過ごしても良いかと思います。
もし本人にお会いしたり連絡をとる機会があって、尋ねられたら、
その時に「実はこうこうでね・・・」とご説明なさってはいかがでしょうか。

年賀状の終活の文例

高齢による年賀状の辞退の場合
先ほども少し触れましたが、ご高齢が理由で辞退される場合は、
●理由
●辞退の言葉
●おわびと感謝の気持ち

を述べるとよろしいでしょう。
そして最後に
●今後もよろしくという言葉
という、関係を断つわけではありませんよと伝えましょう

「皆様と交わして参りました年賀状ですが、 寄る年波に勝てず、
残念ではありますが今年をもちまして年賀状を控えさせていただきたいと存じます。
長年にわたり、温かい賀状をありがとうございました。
今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。」
「皆様には長年お付き合いをいただきましたが、高齢につき、今年を最後に来年以降の年賀状はご無礼をいたします。長い間、本当にありがとうございました。これからも皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
「私も今年で90歳になります。米寿を迎え、筆を取るのが難しくなってまいりましたので、大変失礼とは存じますが、今年を機に年賀状を締めくくらせていただきたく思います。何卒ご容赦ください。今後も変わらぬお付き合いを宜しくお願いいたします。」

仲の良いお相手だったら
「またメールやお電話くださいね。」
「食事にいきましょう。」

など添えてみるのも良いですね。

このような内容をあなたなりにアレンジしてみてください。
特定の一名に対してだけでなくみんなに同じ内容を差し上げていますよという意味を伝えたい場合は「皆様に」という言を使うのも良いかもしれません。

終活の年賀状を送るでも、
すべての人に対してか、それとも一部の人に対してなのかは大切です。
パソコンを使う人は、エクセルなどで管理していらっしゃる人も多いでしょうし
パソコンが苦手な方は、昨年の年賀状を元に、したためていらっしゃると思います。

しかししっかり連絡先を整理しておくことも大切です。

一部の方のみ年賀状を辞退する場合は、
わざわざお断りした相手に間違えて来年も送ってしまったら大変です。
誰に出したか間違えないように、しっかりと記録をしておいてください。

年賀状の終活まとめ

年賀状のかたちも、時代とともに変化していきます。
1、2年先にはごく一般的な年賀状となるであろう終活の一つです。
出す側も、受け取る側も、どうか穏やかに年賀状を終え、
新年を迎えることができますよう願っております。

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