小学生のお子さんが5年生頃になると、家庭科で使うお裁縫セットを買うように指示されます。
私たちも小学生の時に使った記憶のある、箱に入った裁縫セットですが
最近のものはソフトケースに入っていたり、ケースのデザインも豊富だったりと何をどう選んであげたら良いのか、迷いますね。先輩ママの助言を取り入れつつ、レポート!
小学校の裁縫セットのおすすめは?
お子さんが学校からパンフレットを持って帰ってきているのを見て、
びっくりされた方も多いのではないでしょうか。
このところの学校で購入する裁縫セットは、
親御さんの時代のボックス型に加え、
取っ手付きの小さなカバンのようなソフトケースに入ったものもラインアップされています。
大きかった昭和時代の弁当箱のような箱に比べ、随分コンパクトになりました。
そこで、ソフトケースとボックス型の選び方に悩みがちですが、
やはり使いやすさを考えるとボックス型がお勧めです。
小物がどこにあるかすぐに見つけられて、
布の端切れや、作りかけのものなどもそのまま入れて収納できます。
女の子の場合は、意外とこの小学生の時に買い揃えた物を
大人になっても使い続けている、という方も少なくありません。
今私も、なぜ取っておかなかったのだろうと、少し後悔しているくらいです。実家にあったはず・・・(- -;)
今後の使いやすさを考えると、多少かさばるものの、ボックス型を購入するのがオススメです。
一方、男の子等で大人になっても使う見込みのない場合は、ソフトケースのコンパクトなものを購入しても良いと思います。かさばらないので持ち運びや収納が楽です。
さらに家庭科の授業で一度や二度使うためだけに買うのももったいない!という方は
だいたい皆が学校で購入すると同じようなお揃いになるので、
人と違っても大丈夫!というお子さんであるなら
兄弟家族等のおさがりを使って新しくオリジナルのセットを作るのも良いですね。
不足しているものだけ買い足してセットにすれば問題ありません。
もし、金銭的な事情や特に差支えがないようであれば、一番良いのはこの機会に学校に来ている教材の中から選ぶことです。
なぜかというと、手芸センターで売っていたりする道具は大人向けの設定が多いのです。もちろん学校で売っているものも大人になっても使えますが、子供が使うことを想定し、手に馴染みやすい物が揃えられているからです。
大人になって一人暮らしを始めた時、シャツのボタンをつけなくてはいけなかったり、服のほつれを直したりと、頻度は少ないですがいずれ必要になる時が来ます。一通りの道具がまとまったあのセットはやはり使いやすく、最低限必要なものはほぼ揃っています。
裁縫セットは箱だけでも買える?
箱だけでも買うことができます。
それは学校の発注先にお願いしても買えるし、
手芸屋さんはもちろん百円均一やホームセンターなどを回っても、ちょうど良いサイズのプラスチックボックスがいくつか見つかるでしょう。
大人になればお菓子の缶を使ったり、綺麗なパッケージの箱を再利用している人もいますね。ホームセンターで売っている、取っ手がついた道具箱が持ち運びが楽で中身もみやすく使いやすいという人もいます。
キャラクターのついた箱が良いという場合は、手芸屋さんがお勧めです。
裁縫セットの素材を単品で揃えるには
裁縫セットの中身の部品や素材を、単品で揃えようと思ったら、
一番のお勧めは百円均一です。
裁ちばさみ
糸切りばさみ
針
まち針
糸通し
針山
定規(柔らかいタイプのメジャー)
糸(数色)
チャコペンシル
リッパー
と、必要なものはほとんど揃っています。一つ一つに種類もあって選べるので、一から揃えても良いし、足りないものを補填したり、買い替えたりするにもかなり低コストで 収まるので助かります。
裁ちばさみや糸切りばさみは、切れ味が大切になってきますが
大人になってから手芸センターの良いものに替える、でもよいし、クオリティを求めて手芸屋さんで購入するのも手です。
そのほかは、あまりクオリティを求めるようなものではありませんので、100円均一で十分です。
ただし、単品で揃える場合は、断ち切りばさみと定規は特に長さがあるため、きちんとこれらがケースに納まるよう選ぶ時は注意しましょう。
小学校裁縫セットまとめ
多くの方が大人になるまで持ち続ける裁縫セット。こうした裁縫体験や勉強をきっかけに服飾デザイナーになりたい、なんていう子供が出てくるかもしれませんね。
未来にあふれた子供達へ、良い道具がそろいますように!