朝みなさん、完璧に日焼け対策して出勤されていると思います。しかし、出勤した後は日焼け止めの塗り直しをしていない、なんて人は意外と多いのです。私も、紫外線から守るためにはこまめな塗り直しが必要と知っていたとはいえ、化粧の上からどうやって?と漠然と思っていました。
でもやってみれば仕事中でも意外と簡単!休憩時間にささっと塗り直しましょう
日焼け止めの塗り直しは化粧の上から!
「日焼け止めを塗り直す」と言うと、
化粧を落としてもう一度塗り直すのか、と思ってしまいますが(え、私だけ?)もしそうだったら会社にフルメイク道具を持っていかなくてはいけないし
そんな時間もありませんね。
でも大丈夫、化粧を落とす必要はありません。
ただし、塗り方や使うアイテムにはポイントがあります。
リキッドタイプの日焼け止めは塗り方を気をつける
例えばみなさんが化粧前に塗っている、クリームやジェルタイプの日焼け止めは、メイクの上からべたっと塗ってしまうと、ご想像の通りどうしてもファンデーションやフェイスパウダーがよれます。
この”よれ”を防いで塗り直すには、一度メイクや汗、皮脂をティッシュオフしてから、手のひらに伸ばした日焼け止めをプレスするようにしてポンポンと載せていきます。その後パウダー等で仕上げれば、化粧直しにもなります。こすったり、塗り広げるのは避けましょう。メイクが取れてしまいます。
別のアイテムを用意する
また、通常のリキッドタイプではなく、塗り直し用にUVパウダーや日焼け止めスプレーを用意して、持ち歩きましょう。
●スプレータイプの日焼け止め
私の経験上ではやや油分?が多く、まったりと分厚く顔全体をコーティングされたような感じになり、スプレーしただけではドロドロとメイクが崩れます。私のおすすめの使い方は、一度表面の化粧や汗、皮脂をティッシュオフしてから、スプレーし、さらに少々時間を置いて乾いてから、もう一度パウダーで仕上げるのがお勧めです。
●UVパウダー・プレスパウダー
最近はUVパウダーも本当に沢山種類が出ています。
色付きのものから、無色透明のパウダーまであります。
通常の化粧直しと同様の感覚でパウダーを使うだけで
UVケアができるのは手軽です。
パウダータイプでも、SPF50+++と数値の高い製品も出ています。
●UV入りのファンデーション
これも手早くておすすめです。会社等に持ち歩くとなるとコンパクトケースに入ってパウダー状(またはクッション入り)のファンデーションになると思います。
私は個人的に皮脂がほとんど出ない乾燥肌質なので厚塗りすると肌の凹凸が目立ってしまいます。ファンデーションの重ね塗りは避けたいため、前述のパウダーの方が向いています。・・・と言うように使用感や仕上がりが大事だと思うので、購入前に試供品を試してみるのが一番です!
日焼け止めを塗り直すタイミングと頻度
さて、日焼け止めを塗り直すタイミングは一般的に
2〜3時間おきと皆さんも聞いたことがあると思います。
でも、あれ?その前に。
そもそもSPFの意味をご存知ですか?
そもそも、SPFの数値は、日焼けが始まるまでの時間のことで、1=10分と言う意味です。(人の体質によって日焼けが始まる時間は異なり、平均的に15〜20分というデータが出ています。が、ちょっと多めに見て10分とします)
となると、日に当たってから
SPF30=10分×30=300分 SPF50=10分×50=500分後に日焼けが始まる、ということになります。
え、じゃあ例えばデイリーユースでSPF30を使ったとしたら、5時間塗りなおさなくてもいい?と。
でも調べれば調べるほど、
「時間が経つと効果が弱くなる」
「汗をハンカチで拭くと取れてしまう」
・・と言うことで
結局2〜3時間おきの塗り直しが推奨。ここにたどり着きました。
では結局肌に負担の少ないSPF20〜30程度をこまめに塗り直すのが一番、と言うことですね。これはモデルさんも実践されている方法だそう。
では話を戻して、日焼け止めの塗り直すタイミングや頻度について、
オフィスワークと営業さんそれぞれにまとめました。
↓↓↓
オフィスワークの方の日焼け止め塗り直しのタイミング
午前中はみなさん忙しいと思うので(え、終始忙しい!?そりゃそうか)
良さそうなタイミングとしては
午後3時頃の休憩時間に1回(ストレッチも忘れずに)
帰宅前に1回(日没後に帰宅の方は・・・不要ですね)
オフィスワークの人でも、窓から直射日光が当たらなかったとしても紫外線は入ってきています。またお昼にちょっと外に出るだけでも、往復10分、15分は歩いていますよね。
みなさん一緒にしっかり塗り直しましょう。
営業さんや外勤務さんの日焼け止め塗り直しのタイミング
さらに過酷な環境で働いているのは営業さんや、外で働く時間の多い方です。
私が尊敬する女性営業マンさん。暑い日も、雨の日も、雪の日も、頭が上がりません。さて、そんな方は、肌への負担が大きいとはいえ、汗等ですぐ流れるので、SPF50を使いましょう。紫外線A波を防止する「+」マークも多いものを選びます。
午後3時に1回
に加え、
お手洗いへ行くとき
お手洗いに立ち寄る際にこまめにチェックして、崩れているようならティッシュオフをしてUVカット効果のあるファンデーションを塗り直す
次の訪問先への時間が迫っていて、そんな時間も取れるかどうか・・・というご事情もわかりますが、営業回りの車の中で信号待ちの時にティッシュオフだけして、到着と同時にささっと塗る。電車の方も電車の中でハンカチでオフして駅のお手洗いでささっと塗る。
※電車の中で鏡を使わずにティッシュを使うと、たまにティッシュが顔についたまま出歩くことになりますのでご注意( ;∀;)
あくまでこれは理想ですので、できる範囲で実践しましょう。
小さな努力が将来実を結びます!
日焼け止めの塗り直し時に乾燥していたら
日焼け止めを塗り直ししようと思った際に、お肌がパキパキに乾燥していて
このまま塗り足すにはちょっと・・・という場合。
100円均一の小さなミストボトルに化粧水を入れて持ち歩き、日焼け止めを塗る前にミスト替わりに吹きかけます。しっかり手で押さえ込んで保湿してから、日焼け止めを塗りましょう。また、美容成分が配合された保湿成分の高い製品を選ぶのもポイントです。
紫外線の影響を受けると肌が乾燥しやすくなり、さらにダメージを受けやすくなる、悪循環が生まれます。日焼け対策に乾燥はNG。
夜や、朝の化粧前の保湿は念入りにしましょう。
乳液やクリームだけでは乾燥してしまう人は、蒸発しにくく肌に浸透するフェイスオイルを活用すると持ちがよくなります。
関連記事「肌に優しい日焼け止め、ケミカルとノンケミカルの違い。日焼け止め意外の紫外線対策」
関連記事「紫外線吸収剤とは?成分メカニズムと影響。紫外線吸収剤不使用との違い」
化粧水は肌に良いものほど品質が変化しやすく、ボトルも品質を保つために工夫して設計されています。ボトルを入れ替えて持ち歩くことで、品質変化が進んでしまうため、出来るだけその日使う分だけを入れて持ち歩き、ボトルは清潔にキープしましょう。意外と「肌水」なんかの手頃な化粧水も惜しみなく使えるのと、余計なものが入っていないのでおすすめです。
働く女性のための日焼け止めを塗り直すタイミングと頻度まとめ
日焼け止めは肌への負担も大きいので、しっかり丁寧な洗顔も心がけましょう。また、しみ、しわ、そばかすを防ぐためには、日焼け後のアフターケアも大切です。しっかり保湿し、美白効果のあるアイテムで念入りにケアしてください。また明日の戦いに向けて、チャージしましょう!