浴衣の着崩れの防止方法。着崩れしない着付け方と、着崩れた時の直し方

浴衣の着崩れ防止と着崩れた時の直し方

慣れない娘さんに浴衣をを着付けてあげる際、どうしても着崩れが心配ですね。特に若い女性は立ち振る舞いも慣れない中活発に歩き回るので、はだけてしまったり裾が落ちてしまったりする可能性があります。ここでは、着崩れの防止方法、極力着崩れを防ぐ着付け方、また着崩れしてしまった後の直し方をレポート!

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浴衣の着崩れを防止する方法とは?

浴衣を着て出かけたい夏祭り。
・・・と同時に心配な浴衣の着崩れ。
娘よ。はだけたまま外を歩くんじゃないだろうね。

そんなお母さんやお祖母さんが娘やお孫さんに助け舟を出してあげられる、
着崩れ防止の対策です。もちろん、大人に成長して自立してから、自分で浴衣を着てデートに出かける時も、使えますね。ぜひ、覚えておきましょう。

まず、着崩れ防止をするには、着崩れる原因を知っておきましょう。

着崩れる原因その1
●所作が悪い
「所作が悪い」と書くと厳しく聞こえますが、やはり洋服を着ている時と同じ所作をしていては、すぐに着崩れてしまいます。

着崩れる原因その2
●補正がうまくできていない

多くの着崩れている女性(男性)は、体が細すぎたり下着があっていないために、着崩れます。バストやウエスト、ヒップなどは、ボリュームにメリハリがあるほど着崩れ安いです。さらに浴衣は肌の上に直接着たり、着物よりも専用の下着をしっかり仕込まないので、着崩れがしやすいのです。

着崩れる原因その3
●浴衣のサイズが体に合っていない。

浴衣が大きすぎたり(着丈が長すぎる)、小さすぎても、着崩れしやすい傾向です。

1.所作
所作と言っても、しっかり体の補正や着付けができているなら、簡単には着崩れないので、よほど大股を開いて歩いたり、バイクに乗ったり、お手洗いで帯から浴衣がずれるほど裾を開いて捲(まく)り上げるなどをしなければ、大丈夫です。
しかし、よほど着慣れているか、着付けし慣れている方でないと、私のようにそれほど自信がない場合も十分ありますよね。そんな時は
・浴衣を着た時は歩幅を縮めて歩く
・座る時は、背もたれにはもたれず、帯の結びが潰れないように守ってあげる
・車に乗る時はお尻から
・階段を登る時は、裾をつまんで少し持ち上げる
などの、最低限の行動を取るようにしましょう。

【着崩れ防止のTIP!】
裾割りをしておく
着付けが終わったら、肩幅に開いた足を軽くスクワットするように曲げ、2〜3回繰り返します。この「裾割り」をしておくと脚回りの窮屈さが和らぎ、歩きやすくなるだけでなく着崩れにくくなります。裾割りのあとは、前後左右をかが見てみて、形が崩れていないかチェックしましょう。

2.補正
着崩れの原因というのは意外にも、補正と着付けが最も大きく関係しているようです。
正しく補正と着付けをされた方は、日舞などのありえない動きをしても着崩れないといいます。さて、和服を着るには寸胴体型であることが大切です。胸が大きい人ほど胸は和装用下着やスポーツブラや押さえ、ウエストがくびれているほどタオルを巻き、ヒップとのメリハリを無くします。これが着崩れないコツです。胸が薄すぎる方も、タオルを入れて鳩胸状態にすることで綺麗に、そして着崩れずに着ることができます。
→補正については次章で!

3.浴衣のサイズ
浴衣のサイズが大きすぎて無理に身丈に合わせようとすると、どうしてもおはしょり部分(お腹周りで織り込んで長さを調節する部分)がもたつき着崩れの原因になりやすいのです。お手洗いに行って裾を上げ下げしたり、長時間着ているとだれでも着崩れてきますので、出来るだけ自分の体のサイズに合った浴衣を用意しましょう。または、おはしょりをお腹周りを一周するようにして縫い付けてしまう方法もあります。私の少女時代は母がまつり縫いで長さを調整してくれていたので、母も私に着つけるのが簡単でしたし、落ちてくる心配がありませんでした。

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浴衣の着崩れしない着付けの方法

着崩れしないよう着つけるには、やはり補正が大事。
まず、洋服用のブラジャー使用はやめ、スポーツブラやワイヤレスブラで代用しましょう。
前章でも書きましたが、和服を綺麗に着て着崩れを防ぐには寸胴体型にするのが一番。ウエストのくびれ、胸の膨らみを出来るだけ均等にします。
一般的には、腰回りにタオルを巻く、胸がカリカリで胸板がない方は寂しい印象になってしまうので胸回りにタオルを挟みます。

腰回りの補正

<用意するもの>
●長タオル2枚
●腰紐1本
1. 長タオルを2枚長手に並べます。繋げる部分を20センチほど重ねておきます。
2. 長手に二つ折りにし、長細〜いタオルにします。
3. 20センチほど重ねた部分をお腹の真ん中に当て、そのまま両端を巻きつけます。
4. 腰紐を巻いて結んで固定します。(しっかり蝶々結びして紐の端は紐の中に挟んでおく。結び目は横にくるように)

胸の補正(華奢な方も胸の大きい方も)

<用意するもの>
●長タオル1枚
●腰紐1枚
胸厚があまり無い方でも、しっかり補正してから着ると、ずいぶん見栄えが変わります。
1.タオルの1角を対角線上に折る
2.折った角の対角線上の角を同様に折る
3.二つに折って胸に当てる
4.腰紐を巻いて固定する

着崩れした浴衣の直し方

着崩れは、着崩れてしまう前に小まめに自分で修正・対処することが大切です。
一旦大きく崩れてしまうと元に戻すのは大変なので、お手洗いに立ち寄るたびに鏡などでチェックし、直しましょう。

胸元のゆるみ
胸元は浴衣姿を美しく見せる大切なパーツです。胸の前の重ねは、ピシッとしていてほしいし、大人の女性だったらうなじ部分は少し垂れさせて着ると女っぷりも上がります。
さてこの胸元が緩んできてしまった場合は、まず左脇したの穴から指を差し込んで内側(下前)の浴衣を引っ張ります。そしてそのまま右から外側に重ねた浴衣(上前)を引っ張ります。そして引っ張った上前がすっきりするように帯の下に出ているおはしょりを下からそっと引っ張ります。最後にうなじを少し後ろに引っ張って形を整えましょう。

裾の崩れ
和服の裾は、下に向かってすぼまっている形が美しく理想です。そんな裾が広がってきてしまったら。
右から手を胸元に差し込んで、内側に重ねた浴衣の端を帯(腰紐)の上へもちげ上げ、だぶついた生地は帯の中に収めます。そして外側に重ねた浴衣も帯の上に生地を引っ張り、たぶついた部分は帯の中に収めます。左右の浴衣の端は、地面と平行よりも少し持ち上げる気持ちで。体にできるだけぴったり捲き上る様子をイメージしながら調整します。

浴衣の左右の裾が足の上に垂れてしまっていたら、同様に少し持ち上がるくらいになるように、帯の中に入れ込んで調整しましょう。

もしおはしょりして裾丈の長さを調整していて、足の上に垂れてしまっているなら、おはしょりが帯の中で崩れてきています。帯紐自体が緩んでしまっているので、上から帯を閉めた状態では修正はなかなか難しいです。出来るだけこうならないように、着付けの際に腰紐は緩まないしっかり留めるか、前述のようにおはしょりを縫い付けてしまった方が無難です。

浴衣の着崩れ防止と着崩れた時の直し方まとめ

浴衣は着慣れてしまえば着崩れそうな時の直し方もコツを掴んで覚えていきます。着せてもらっている本人が、帯の中がどんな仕組みになっているのかを知ることも、着崩れ防止につながるので、出来るだけ姿見の前で見ながら着付けをするといいでしょう。そして帯を締めたら一緒に「ここが緩んだらここを引っ張る」と確認してあげると安心です。

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