浴衣と下駄の美しい歩き方。着崩れない歩き方と階段の上り下り

浴衣美しい歩き方

浴衣を着ての外出や夏祭りをより一層楽しくするために、歩き方や着崩れない正しい所作を知っておきましょう。浴衣の装いは女性にとって特別なひと時。自分磨きの時間にもなります。歩き方だけでなく、立ち姿、着崩れへの配慮や階段の上り下りは大丈夫ですか?これを読めば大丈夫、お出かけ前に一緒におさらいしましょう!

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浴衣と下駄の美しい歩き方

浴衣を着ていても、電車で携帯を見ている時、ちょっと疲れてきた時につい気を抜くと、
いつもの癖で猫背になってしまったり、足が開き気味になってしまったり。
浴衣姿での電車の立ち姿、結構見られていますよ。
美しい姿勢と歩き方を維持したいですね。
姿勢や仕草が綺麗だと、浴衣が人並みでも群を抜いてひときわ輝いて見えるもの。
とはいえ、慣れない浴衣では疲れやすいのも事実。そこで、疲れない方法にも注目をしながら、美しい姿勢・歩き方と快適なひと時を両方維持するにはどうしたら良いのか?をまとめてみました。

【立ち姿・姿勢を美しく】

背筋を伸ばす 
一般的浴衣の大人用の女性角帯をしている人は、自然にコルセット効果である程度シャンと背筋が伸びるはずです。
ですが、スマホっ首の増えている現代は、ちょっと気をぬくと帯から上が猫背に。
疲れない美しい立ち方のコツは、お腹を少し凹ませること。そして骨盤が倒れないようにします。お尻を後ろへグッと突き出しがちな人は、首を支えてバランスを取るために背中、首まで疲れてしまいます。スマホは顔の高さくらいまで持ち上げてスマホっ首にならないように意識するのがオススメです。

特に、「ちょっとアレンジで」と子供が使う兵児帯(へごおび)の使用も可愛いと人気になって随分久しいですが、このふわふわの兵児帯には全くコルセット効果がありません。
浴衣姿の猫背って見た目が悲しいです。兵児帯で着崩れて猫背だったら・・・もう目も当てられない・・・( ^ω^ )

腕を肩より上げないようにする
浴衣は脇下が開いているので、手を上げると脇が見えてしまいます。あまり大きな動作は着崩れの原因にもなります。手を伸ばして物を取る時は、反対側の手で汚れないように袖を持つこと。これは女性らしい美しい動きの一つでもあります。

【歩き方を美しく】

足の裏が見えないように歩く
和装の時は、基本的に下駄をすり足のようにして歩きます。(実際にズザーっズザーっとはしない)
また歩いている時にピョコピョコ頭が上下に動かないようにするとしなやかで美しく見えます。

小さい歩幅で少し内股気味で歩く(ガニ股にならない)
浴衣は裾がすぼまっているので、もともと大股で歩くことはできません。そのままちょこまかと小さな歩幅をキープして歩きます。また後述しますが、「裾割り」をしておくと歩き易くなります。

下駄は、音を立てても構わない
盆踊りで有名な岐阜県・郡上などでは、カランコロンという杉製の下駄の音を鳴らすのが粋。あの音を鳴らしながら踊る様子は、迫力です。ただ、都内や街中では電車の階段の上り下りも多くカランコロン鳴らして歩くのは音が大きく目立って恥ずかしい、という方もいますね。そういう方は下駄の底にゴムが貼ってあるタイプ(ビブラムソール)のものをお勧めします。衝撃を吸収してくれるので疲れにくく、歩き易くもなります。

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【座るときも美しく】

座るときも、骨盤を立てる。これが疲れないコツです。椅子は浅く座りましょう。帯が潰れて崩れるのも防げます。膝がお尻の高さより少し落ちるくらいが、楽ですよ。
車に乗る時は、お尻から。立った時は、浴衣や帯が潰れたり膨れてていないかさりげなく確認を。

浴衣の着崩れない歩き方とは

また、浴衣を着ているなら、同時に着崩れも防ぎたいもの。
浴衣の着崩れは、下着や体をきちんとタオル等で補正しているかなどの、着付けも大きく関係していますが、歩き方や所作もやはり着崩れの原因にはなります。

関連記事<「浴衣の着崩れの防止方法。着崩れしない着付け方と、着崩れた時の直し方」>

着崩れ防止の歩き方は、手を大きく振らないこと。
現代人の手と足を交互に降って上半身と下半身を捻りながら歩く歩き方は、どうしても浴衣が着崩れるのを促してしまいます。江戸時代まで、日本の人々の主な歩き方は上半身を動かさない(または同じ方の手と足を一緒に出す)なんば歩きでした。
しかし現代の街中で右手足、左手足を揃えてなんば歩きをすると、やや”要注意人物”になってしまうので、できれば手を振らず腰をまっすぐ前に安定させて歩く程度にして取り入れてみましょう。浴衣へかかる影響を最小限に抑えられます。

着付けた後の裾割り(すそわり)もおすすめ
また、裾が細まっているので窮屈に感じますが、ここが崩れて帯から下が膨らんでしまうと格好がつかないので、出かける前に一度「裾割り」をしましょう。
裾割りは、着付けが終わった後に肩幅に開いた足曲げて2、3度浅いスクワットをします。これで足回りに少しゆとりができるようになり、歩き易く、そして着崩れしにくくなります。最後に鏡で前後左右から見て、形が崩れていないかチェックしてください。

浴衣を着て階段の上り下りをするとき

そして、階段の上り下りは、
上る時に裾の前を踏んづけてしまうと頭から転んでしまうので大変危険ですし、前下(浴衣の前の合わせの内側に来ている生地)がズルッと下がってしまい着崩れます。いくらしっかり着付けていても、体重をかけて踏んづけてしまえばどうしても崩れます。
そこで、ここでは
ご存知のように裾を少し上げて登る、が正解なのですが、
どのようにして持ち上げると良いのかというと

1. 荷物は左手で持つ
2. 右手で太もものあたりで前下と前上(前の合わせの外側に来ている方)を両方掴んで少し上げる

ようにしましょう。
片側を上げるだけで随分歩き易くなります。

さらにこれに慣れたら、上る時に、後ろ足ではなく前に踏み込む足に重心をかけます。こうすることで登り易くなると同時に地肌が露出するのを抑えられます。

また、階段を下りるときは、階段方向に対して体を少し傾けて、足が階段に斜めに着地するようにしましょう。足元がよく見えるので降り易くなります。このように手や足、体をクロスしたり傾けるのは、女性らしさを象徴する美しい動きの一つでもあります。
くれぐれもドシンドシンと階段を下りないように、しゃなりしゃなりと下りましょう。

浴衣と下駄の美しい歩き方まとめ

こうして歩き方のヒントを並べると、もの凄く大変そうに聞こえてしまうかもしれませんが、コツをつかんでしまえばそんなに難しいことはありません。また、背筋を伸ばしてキープするのが辛いという方は、腹筋背筋を少々1・2週間続けてやってみるだけでも随分と楽になりますよ。これは普段の姿勢でも、連日でなくても良いので続けて鍛えると、姿勢を保つのが楽になります。ぜひ、美しい浴衣姿、実現させてください!

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