節分、いわしの正しい飾り方。いわしの頭を飾る由来と柊鰯の作り方

節分に、いわしを飾るのは「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれ、
主には関西地方、東北地方、関東の一部で見られる風習です。
節分の鬼(邪気)避け・魔除けに良いとされ、
豆撒きや恵方巻きの一気食いなどの行事と共にこの「柊鰯」を玄関先に飾ります。

今回は、そんな節分のいわしの飾り方、
またその由来やその作り方をご紹介します。


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節分のいわしの正しい飾り方

「柊鰯」は、柊の小枝と焼いた鰯の頭を使った魔除け(鬼よけ)の飾りのことで、焼嗅(やいかがし)、やっかがし、やいくさし、やきさしとも呼ばれます。(作り方は後述)

これら節分の飾りは正月がひと段落した、1月15日(小正月)の翌日から玄関へ飾ります。
飾る場所は、野良猫に持って行かれないように、少し高い場所へ飾ると良いです。軒先から糸で吊るしたり、玄関や門扉廻りに小さな竹筒をくくりつけて挿したり、そのままワイヤーなどで飾り付けましょう。
鬼から玄関や門を守ってくれるように、正月飾りを飾っていたあたりが良いでしょう!

最後は雨水(うすい)である2月18日までには片付けましょう。

飾る時期が終わったら、白紙で包んで塩で清め、捨てるのがマナーですが、塩をまぶしてごみ収集で対応しても構いません。または神社の炊き上げなどで焼いてもらう方法もあります。昔は川に流したそうです。包み紙や多量の塩が環境を汚す可能性がありますので、現代はあまりお勧めしてしません。

節分にいわしの頭を飾る由来

鰯は脂がのっており、焼くと煙がたくさん出るため、鬼がこの煙を嫌って寄せ付けない、と言われます。また、鬼を鰯の香りでおびき寄せて柊の葉っぱで目を刺す、鰯の頭にびっくりして柊の葉を踏んづけ逃げる、などなど諸説があります。

この風習は、平安時代や江戸時代から正月のしめ縄に柊の枝とボラの頭を挿していた様子が土佐日記や浮世絵に描かれています。この名残が今も受け継がれ、奈良県などでは節分になるとほとんどの家庭でこの「柊鰯」を飾りを見かけます。

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「鰯の頭も信心(しんじん)から」といわれる語源となった飾りです。
(鰯の頭のようなつまらないものも、信仰によって尊いものに見えることから、信仰心の不思議さを表した言い方。信仰宗教に対する皮肉で使われることも多い)

鰯と柊で「柊鰯」の作り方

1. 鰯をグリルで焼きます。フライパンの場合はクッキングシートを敷いて焼きます。
くれぐれも生の頭は使わないように…!

今は高級魚になってしまいましたが、メザシなどの別の魚ではなくいわしを選びましょう。飾った頭以外は、厄除けの意味も込めてしっかりありがたく食しましょう。また、いわしは鮮度が落ちやすいことから「鰯」という字があてられています。痛みやすいので買ったら早めに調理してください。

2. 柊(ひいらぎ)の枝の太めの部分(頭を挿しても折れない程度)で切り取り、葉っぱを
1・2枚むしり取っておきます。

3.取り外した鰯の頭を、エラから枝を挿して反対側の目へ突き刺す
(正式には目を突き刺しますが、胴体があった部分から差し込んで枝に頭がくっついていればOK)

関東の一部では、さらにこれに大豆の豆殻つきの枝(一部の地域のスーパーで買えます)を、一緒にくくります。

節分、いわしの頭の飾り方まとめ

今はもうあまり見かけなくなった節分の鰯の頭ですが、まだまだ根強く継承されている地域もあります。見た目はちょっとグロテスクですが、これで門扉や玄関を守り、家内の邪気や悪いものを追い出して、良い気をたくさん呼び込みましょう。
これを「雨水」に片付けると、「春分」はすぐそこ。いよいよ春を迎える準備に入ります!

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