雛人形、木目込み人形作家を知る②。一秀、喜久絵、ひととえ、ふらここ

木目込み雛人形を選ぶ際、
お店へ行っても、オンラインで見ても、
作家さんの名前が必ず上がってくると思います。
それぞれの作家さんを比較する時、何を基準に選びますか?
ここに有名な作家さんの背景や、歴史、デザイン、価格帯をまとめました。そういったバックグラウンドを知ることで、より自分に合った愛着の湧く1点を見つけられると思うのです。それぞれの作家さんの作る雛達の表情や顔つきも、きっと大切な基準になりますね。
では、見ていきましょう。

  

雛人形、木目込み人形の作家を知る

木目込み人形は、通常のお雛様と比べても少し個性が光る種類だと思います。京都から江戸へ伝わり、江戸の街が発達するに伴って、その技術も名人たちによって発展していきました。
多彩な技術と制作時間が要される、手の込んだ木目込み人形は、彫刻のように作家によって個性が現れるます。また、個性が光るのは、作家さんが自在な形を作ることができるため、デザインの幅が広く存在するのです。これが木目込み人形の楽しみの一つです。もちろん、そのお顔や、価格帯も作家さんによっても異なって来ます。

ここでは一つの基準として、価格帯の高い順にして作家さんについてレポート。
早いところでは11月から今年のモデルを公開し始めますが、作家さんの雛人形は人気のため、1月の半ばには売り切れのモデルが出始めます。どこの人形屋さんも、1月はお正月をお祝いする暇がないくらい忙しいと言います。ぜひ、こだわりの雛人形を探したい方は、お早めに。
ふらこことひととえは工房の名前になります。作家さんのお名前ではありませんが特徴ある工房なので一緒にご紹介します!

雛人形、木目込み人形伝統工芸士 一秀

一秀(木村弁之助)  Isshu(Bennosuke Kimura)
Back ground
1948年から伝統を引き継ぎながらも、新しい進化を恐れない一秀。ボディの本体に虫や型崩れに強いウレタンを採用するなど時代に合わせた素材の選び、衣装の布には模様が浮き出る伝統ある金らんを採用した美しいしつらえ、また全体的な構造やデザインにも、その斬新さが見て取れます。モダンな現代住宅にしっくり溶け込む様子は、大人も楽しめるまさに時とともに進化を遂げた次世代へつながるデザインといえます。また、一方で台座・屏風・衣装全体にピンクを用いた「さくらさくら」シリーズは女の子が喜ぶデザインも注目。親王飾りから十五人飾りまでスケールも幅広く揃います。

人形の表情
ふっくらとしながらも大人がモチーフになったような伏し目で口角の上がった落ち着いた優しいお顔、微笑んだ柔らかなお顔、目を開けて優しく前を見つめるお顔と数種が見られます。

価格帯:直販をしていないため、百貨店や人形専門店によって価格が異なることがあると思いますが、楽天の人形屋ホンポを参考にすると、
最小額24,790円(幅42㎝の親王飾り)〜最高額412,540(15人飾り・幅90㎝)

●参考:楽天人形屋ホンポ
https://www.rakuten.ne.jp/gold/0250ya/

雛人形、木目込み人形作家 喜久絵

喜久絵 Kakue(東玉工房・とうぎょくこうぼう)
Back ground
愛嬌のある可愛らしい顔が特徴の木目込み人形に定評のある喜久恵さんの作品。風俗人形作家の戸塚玉芳に師事して作家活動が始まり、のちに昭和39年から続く東玉工房のコーディネートアドバイザーとして就任。現在女流作家として喜久絵シリーズを発表しています。人形専門店飯田人形では、毎年人形作りの実演会も行なっているので、希少な作家とのふれあいが体験できます。親王飾りから十人飾りが揃います。

人形の表情
まんまるでやや現代的なお顔。しっかりと前をみてにっこり微笑んだ、とっても幸せそうな表情をしています。

価格帯:最小額で48,800円(幅52㎝)〜、最高額258,000円(幅90㎝・十人飾り)

●東玉オンラインショップ
http://www.tougyoku.com/shop/
楽天他様々な人形専門店で取り扱いあり

雛人形、木目込み人形工房 ひととえ

Back ground
「いつも、いっしょ、きっと、宝物。」と制作社の想いがつまった小さくころんとした木目込み雛人形を展開するひととえ。一つの人形制作に数十人が携わり、小ささと伝統を大切にするポリシーゆえ、さらに手間と技術が要されます。ひととえの人形は、タレ目がちのお顔が特徴だと思います。マンションや狭小住宅のように現代の住宅事情でも使いやすくコンパクトな雛人形を揃えます。購入前の人形サンプル無料貸し出しサービスや年内購入特典があります。年内に購入した方には吊るし雛がついて来ます!一緒に飾ると上下のボリュームも増してより華やかになって嬉しいですね。

人形の表情
やや横長のおぼこ顔、赤ちゃんのような福々しい柔らかな丸顔が特徴です。タレ目がちな目が柔らかな表情をつくります。

価格帯
最小額で81,032円(幅32㎝立雛)〜最高額369,689円(幅58㎝・十人飾りガラスケース入り)

●公式ウェブサイト(購入可)
http://www.hina-ningyou.co.jp/index.php

雛人形、木目込み人形工房 ふらここ

Back ground
ころりとした小さなフォルムに、やわらい赤ちゃん顔が特徴の木目込み人形を展開する人形工房ふらここ。つぶらな瞳やほっぺたの膨らみ、髪など細部まで赤ちゃん顔を追求した特徴あるデザインです。衣装を始めお道具などもパステル調のベビーカラーが基調とされたかわいらしい風合いを持ちます。コンパクトさ、手入れや出し入れの簡単さを追求した雛人形は、現代的です。

人形の表情
やや横長のおぼこ顔、赤ちゃんのような福々しい柔らかな丸顔が特徴です。

価格帯
最小額で62,100円(幅29㎝)〜最高額314,280円(幅50㎝・十五人飾り)

●公式ウェブサイト(購入可)
http://hina.furacoco.ne.jp

雛人形、木目込み人形作家を知る1、まとめ

2回にわたり、作家さんに加え、工房も2箇所紹介しました。自分も書いていていろんな特徴や違いが見えて来ました。
個人的には、やっぱりお顔が重要な決め手かな〜と思います。赤ちゃんすぎず、伝統通りのちょっと怖いお顔(ごめんなさい)でもなく、親しみやすいお顔でモダンな一秀が好きでした!あなたはどの作家さんが気に入りましたか?

作家紹介記事①はこちら
雛人形、木目込み人形作家を知る①。金林真多呂、柿沼東光、原 孝州

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