雛人形のカビ・シミ対策・防虫対策の徹底版。保管時の注意と保管場所の選び方。

高かった雛人形、人形というだけで正直若干怖いのに、カビ・・!?虫・・・!!!???
考えただけでゾワっとするーーー!背筋がムズムズする!無理無理無理無理!
お雛様のカビと虫除け対策をしましょう!管理方法を徹底しましょう!片付ける時のコツもおさらいしましょう!
もーだめ、虫とか本当にダメ。カビ・シミも取れなくなったらシミ抜きや修理に出してまたお金を払わなくてはなりません。無理無理無理無理!カビと防虫対策、レポートスタート!

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雛人形のカビ対策・シミ対策の徹底

ある年箱を開けたら、着物に黄色や黒の小さい斑点がいっぱいついている!お顔にも何か茶色いものが!いやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!

そんなことにならないように、気をつけましょう。
皆さんも気をつけているのです。でも被害にあってしまうのです。それはなぜ!!??
それは片付ける時に気をつけることを、守れていなかったから!

雛人形を飾る時・展示中に気をつけて欲しいこと

1.素手でお顔を触らないでください
いかなる時も、一番デリケートで触ってはいけないのがお顔。素手で触ると、皮脂がついてしまって、指の跡がシミになります。必ず手袋を着用しましょう。また、生え際や眉毛など筆の刷毛跡が感じられる箇所は、まさに手書き。これは木目込み含めどんな雛人形も同じです。よって、触ったり濡らしたり擦ったりすると消えてしまいますので、
「あ、シミがついちゃった、ゴシゴシ」なんてしようものなら、お雛様みんな、のっぺらぼうになりますよ。

片付ける時に気をつけて欲しいこと

1.埃をしっかり払う
埃くらい・・・と思うでしょう?じつはその埃が、シミの原因になります。羽はたきで、しっかり肩、頭、衣装、お顔を払ってやることが大切です。たかが埃、されど埃。
お顔や小物の上などの目で見えない埃もしっかり取り除きましょう。雛人形のお顔は特にデリケートなのでフッと息を吹きかけたり、乾いた布・マイクロファイバーなどの布でそ〜っと払いましょう。

2.雛人形のお顔を紙で包んでから袋に入れてください。
ティッシュでも結構ですので、お雛様のお顔をぐるっと巻くように輪っかにした紙をお顔部分に当てます。これは収納中に袋や他の人形とぶつかり合ってお顔に傷や跡がつかないようにするためです。そして、呼吸する素材である木の箱に入れて保管します。着物と同様に、殺菌性がある杉材の箱がベストですね!

3.雨の日は片付けない。
愛娘や孫の婚期が遅れるといけないからと、あわてて片付ける方もいらっしゃいますが、だからといって雨の日に片付けてはいけません。数日晴れの続いた乾燥注意報が出るくらいの日に十分陰干しをしてから片付けます。(私の地域では、ひな祭りを過ぎてもお雛様とお内裏様をくるっと後ろに向けておけば問題なしです。)雨の日の湿気はそのまま雛人形と一緒にしまわれ、シミ・カビの原因になります。
どうしても雨続きの場合は、エアコンを除湿運転し埃と指紋を完全に取り除くつもりで丁寧に手入れをしてから、片付けます。くれぐれも、直射日光に当てた日干しはしないようにしてください。ヒビや退色の原因になります。

4.除湿剤は収納場所へ
後述しますが、除湿剤はお雛様の収納箱ではなく、押入れや部屋など収納する場所へ配置します。そして、防虫剤を箱の中へ入れます。あまり近づけすぎてそれぞれの薬品が混ざると、余計にシミや虫発生の原因となってしまうためです。

心配屋さんのための備考
●冬にお雛様の収納してあるお部屋で加湿器を使う程度はさほど問題ありません。
●結露(=収納場所が原因している)にも注意。もし結露してしまったら、すぐに箱から出して乾燥させてください。箱はしっかり湿気を取り除いてから片付けましょう。
●10月頃秋のお天気の良い時には、押し入れや桐箱の引き出しをしばらく開けて、空気を循環させてやると、さらにカビの予防力が高まります。

雛人形の防虫対策の徹底

防虫剤を入れておけば大丈夫でしょ!なんて思っていると恐ろしいゾワゾワ体験をすることになりますよ。

防虫剤の入れ方にもコツがあります。

雛人形だけではなく、桜橘やぼんぼりなどの小物にもシルクが使ってある場合があります。これらの天然素材が虫の餌となってしまうので、そういった小物の素材も一度チェックしてみてください。防虫剤の数は、一箱に1つ、ティッシュにくるめて入れておくだけで大丈夫です。
この時注意したいのは、雛人形や小物に直接防虫剤が接触しないようにすること。薬品はデリケートな人形の素材や色に影響してしまいます。
また、異なる防虫剤を2つ以上混ぜて使ったり、除湿剤との併用はいけません。折角防虫剤を入れたのに、これらを混ぜることによって余計に虫が発生してしまったり、化学反応からシミを作ってしまう場合があるのです。
あまりたくさん入れると、翌年まで防虫効果が残る場合があり、その場合も、前年と同じ防虫剤を使うこと。混ざらないようにしましょう。

お雛様の保管に向いている防虫剤

人形用の防虫剤も市販で手に入りますが、特に雛人形の保管に向いているのはナフタリン系。防虫剤は固形パック入り、錠剤型シートなどの種類があります。私は固形パック入りが人形と接触することもなく、ポンと置けるので安心だと思います。
ナフタリン系の主な製品は、
「ネオパース(エステー化学)」
「わらべ(白元)」
「モスビーズ(小林)」
などがあります。ネオパースは特に見かける気がしますね。
※ナフタリンは人に有害なので、直接触らないようにしましょう。
※無臭の防虫剤だとしても、威力は強いので、ついつい何個も入れないようにしましょう。
※防虫剤の匂いは、1〜2日ほど風通しの良い場所へ出しておけば消えます。

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雛人形の保管場所

お雛様のためのカビの徹底対策と、防虫対策をまとめてきました。
最後は肝心な保管する場所!! …ですが、とにかく湿気を避けた場所へ片付けます。例えば、
湿気はどうしても地面に近い場所へ滞在します。そのため、1階の押入れへ入れるならば二段目がお勧めですし、2階の納戸など、極力高い位置に仕舞いましょう。
また、布団や、洗う前の洗濯物は常に湿気を持っていますので、極力一緒にしまわないようにしてください。

雛人形のカビ・シミ対策と防虫対策の徹底版とまとめ

私はこういった小さな虫が本当に苦手!!!!(大きいのもダメですけど!)なので、長く大切に付き合っていかなくてはいけない(?)雛人形への対策は万全にします。しっかり埃を取り除くこと、指紋はちゃんと拭き取ること、片付ける日の条件、片付ける場所、そして防虫剤の入れ方、保管する場所、除湿剤の置き方をしっかり守れば、20年だって無害で保存することができるのです。
みなさんもゾワっとする前に、一緒に頑張りましょう!

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